台湾の電車。MRT
台湾について知っていることは何があるでしょうか。
結構南の方にある、食べ物がおいしい、親日である、そのくらいでしょうか。
皆さん知らないかもしれませんが、台湾の電車網はものすごい発達しています。
もう東京の地下鉄のそれと比較しても、台北市の中心部は引けを取らないレベルまで発達しています。
今回はその電車網の中核を担うMRTについて紹介したいと思います。
目次
MRTとは
MRTとは台北捷運が運営している地下鉄のことです。
1990年に運航が開始して、現在まで台北市内の人の移動の中心を担い続けています。
台北にはほかにも2つ程度の鉄道会社が運航しているのですが、今ではもう台湾で地下鉄といったらこのMRTを指すと考えていいでしょう。そのくらい有名です。
下に路線図を載せておきます。
このMRTというのは台北市内に集中的に駅があって、その分路線図も非常にコンパクトなものとなっています。
ですがこのMRT、実際に使ってみるとものすごい便利なんです。
もう台湾に行ったら100%お世話になりますので、ぜひ知っておいてください。
このMRT、駅と駅の間は大体1キロ程度といったところです。
本当に街を歩いているとそこら中に駅の看板があって、街歩きをしているときには目印としてかなり役に立ってくれます。
東京の様に近いから一駅歩こうといったこともできるので、街の雰囲気を感じたいときには歩いてみるのもいいでしょう。
切符
MRTは乗るときに切符を買うか。ICカードを使うかの二つの選択肢があります。
日本と似ているところもあれば、全然違うところもあります。
切符を買う
切符を買って乗るときは、駅の券売機で不通に切符を買って乗ります。といっても買った時に出てくるのは紙の切符ではなく、コインのICカードです。
台湾のMRTでは紙の切符は使わないで、再利用可能なコインを使っているんですね。乗るときにはコインを改札にタッチして入場し、出るときには改札に入れるところがあるので、料金の確認と回収を兼ねて改札に入れて出ます。
これがそのコインです。触ってみるとプラスチックでとても軽くて近未来的な感じがします。
なんとなくカッコいいです。
ICカード
台湾でもICカードは広く使われていて、悠遊卡(ヨウヨウカ)という名前がついています。
実は公式にはイージーカードという呼び名もあるらしいんですが、町中でイージーカードといっても誰にも通じないのでおとなしくヨーヨーカと呼びましょう。
デザインはこんな感じです。
正直僕は初めて見た時にあんまりかわいくないなと思ってしまったんですけど、どうですかね?
僕はこのデザインは村上隆かと思いました。本当にそうかもしれません。詳しい人は教えてください。
この悠遊卡なんですけど、実は一つかなり大きいメリットがありまして、なんと運賃が無条件で二割引きになるんです。
なので本当に台湾旅行に行ったらすぐにこのカードを購入することをお勧めします。コンビニや駅の窓口で買うことが出来ます。
本当に台湾は交通網も発達していて、かつ東南アジア的な雰囲気も残っているので観光にはもってこいの場所です!皆さんも行ってみてはいかがでしょうか。