NECが感情を可視化するリストバンドを発売!売れるのか
https://newswitch.jp/p/13275
NECがリストバンド型のウェアラブル端末で感情を可視化する「ソリューション」を売るとのことです。
価格は端末と初期費用を除いて一人月額1000円から。
気になったのでウェアラブル端末の現状と見通しについて書きました。
ウェアラブル端末の現状
仕組みとしては心拍変動データなどから感情データを可視化する仕組みのようです。
昔ながらの嘘発見器の進化版と行ったところでしょうか。
ウェアラブル端末での健康管理はアップルウォッチなどでも行うことができています。
国内でも、zoffがメガネ型の端末で視線や頭の傾きから集中の度合いを測定できるようなものを作っているという話を聞きました。
というか、今調べてみたらすごいですね!
この機能で4000円以下になってるんですか…
ここまでデバイスが廉価となっているならば、
導入コストは一人1万円程度になるのではないでしょうか?
ソリューションとしての感情の可視化の将来性
使用しているデータは心拍数などありふれていて、端末自体が革新的なものという印象はありません。
肝となっているのは「感情分析ソリューション」の部分でしょう。
そのため月額制でこの分析ソフトを販売する形になっているのだと思います。
手に入るデータはありふれていても、そこからどの様な解釈を見いだせるか、というのが差をつける時代です。
なかなか導入のコストも低いようですし、感情を分析したデータをNEC側がビッグデータとして利用できるようなら、一気に広まっていくのではないかと考えています。
導入しやすい部分としては、あまり大きい動きがなく、ミスが起きることが問題になりやすい仕事でしょう。
具体的には、車掌、ライン工などから導入されていくと予想します。
会議やセミナーでの参加者の盛り上がりを可視化!と書かれていますが、心拍数が上がるほどのセミナーや会議…あまり想像したくないですね(笑)