アクセンチュアの実態を知るセミナーを聞いて:ブラックなのか
先日、アクセンチュアの就職活動をしている学生向けのセミナーがあり、ブラック企業だと噂に聞くアクセンチュアがどのような会社の説明を行うのか気になったので聞いてきました。
(もし気に入ったらほんとに受ければいいし…採用してもらえるかは別として)
今回聞いたセミナーはアクセンチュアの4つの職種の説明およびキャリア形成についてのセミナーでした。
自分の経験をまとめるという意味でもいい機会なのでブログの記事にしたいと思います。
こういうセミナーは聞いただけでわかった気になってもしょうがないですしね。
アクセンチュアという会社
アクセンチュアは就職をしている学生なら知っていると思いますが、外資系の総合コンサルティング会社です。
募集している職種としては
の4種類があります
今回のセミナーではこれらの違いを説明してもらったので、自分で噛み砕きながらまとめていきます。
アクセンチュアの4つの職種の解説
まず戦略コンサルタント。戦略コンサルタントは、会社がどのような方向性で事業を進めていくかを決める際の意思決定の手助けをする職種です。具体的には戦略立案を行うための情報収集・資料作成から実際の方向性の決定までを行います。
次にビジネスコンサルタント。ビジネスコンサルタントは上のようにして決定した戦略を実際に実行していく段階のお手伝いを行っている職種です。戦略決定をした後の段階という感じですね。会社の組織構造や業務遂行の流れなどを改善してくような仕事が多いようです。
そしてソリューションエンジニア。この職種は、ビジネスコンサルタントと担っている安壊としては同じで、戦略を決定した後の業務を行う段階で、どのようなシステムが必要かという要件を考えたり、実際に開発をしていく職種です。
最後にデジタルコンサルタント。この職種は最近できており、実際のデザイン、例えばwebサイトのデザインなどを行っているようです。担っている段階は戦略決定の後、ビジネスコンサルタントとソリューションエンジニアと同じ段階ですね。
流れとしては
会社の全体としての方向性決定(戦略コンサルタント)
↓
自裁の業務の改善・提案(他の職種)
といった感じでしょうか。
戦略コンサルタントが発案、その他が発案に基づく実行部隊ですね。
セミナーを受けて以上のような構造であると理解しました。
実際に何をやっているのかの説明もしていましたが、企業との契約があるためかぼんやりとしていてあまり意味の有り話は聞けませんでした。
キャリアプラン
キャリアをどのように勧めていくかについての話もしていました。
アクセンチュアの特徴としては色々話をしていましたが、自分の中でおっ、と思った内容としては
・オンライントレーニングが数万種類ある
・世界中の空いているポジションが掲載されたページが有り自由に応募できる
アクセンチュアをやめた人たちのことを「アルムナイ」とよびネットワークを作っている
以上のことが他の会社と比べた際の特徴だと感じました。
その他印象に残っていた内容は
残業は一人平均一日平均1時間になっているということ
離職率は1桁になっている
ということがありました。
社員のキャリア志向について
社員が何を目的としてアクセンチュアで働いているかという話題も話していました。
・多様性を重視している、いろいろな成長の方向性が許容されている
・直接報告する先が海外であることもある
・基本的には自己成長を求めている人材が入る
・就職しても勉強できるのが良いと感じている
箇条書きになってしまいましたが、成長思考の強い人間が集まることでさらに成長のためのいい環境となっていると感じました。
他には
成果報酬だとか株で報酬をもらったりしていることもある。増えている(like商社の事業投資
どうしたら成功できるかを言い訳しないでポジティブに前を向いて考え続ける人が成長できる
アクセンチュアは常に時代の変化に合わせて変わっていく会社である
環境が成長のためにできているためアクセンチュアをキャリアのプラットフォームに出来る
と言った内容を話していました。(これらはメモ書きをそのまま書いています笑)
全体的な印象としては、社会に出てからも学ぶことを続けていける(むしろ学ばないといけないが)会社であり、社員の方は楽しそうで激務に耐え抜いていると言った印象はありませんでした。
非常に好印象なセミナーであり(まんまとハマった感はある)、日系企業の採用が始まる前に選考を受けてもいいかなと思えるセミナーでした。