「やさしい」人達。おなじようにやさしく見えても心の中は違う
逃げ恥の最新話を見ました。いやー最終回前にしては展開が大きすぎるんじゃない?
前半は今までの話の中で一番ガッキーがかわいい話だと思ったんだけど、やっぱり最後までそのまま行くはずはなかったですね。
で、その時にひらまささんが、これまでは逃げてきたけど、もう逃げるのはやめだ っていうシーンを見てやさしさって何だろうって考えました。
そして勝手に3タイプに分けてしまった。
世の中には「やさしい」っていう形容詞で評される人間が結構いると思うんだけど、その中にも結構階層がある。
一番上にいるのが(別に序列付けたいわけではないけれど)ほんとうに「やさしい」人。
ここに位置する人は、本当に他人に幸せになってもらいたくて、人のことを思って行動する。
そこでは自分は価値判断の中に存在していなくて、ただただいいことをしようとする。
こういう人はもう生まれつきの才能だと自分は思っている。
なろうと思ってなれるものでもない。たまにいるでしょ、聖人みたいな人。
大体自分自身の能力もある人が多い印象。
で、次にいるのが自分をよく見せたいために「やさしく」振る舞う人。
たまには心から他人の幸せを願っていいこともできるんだけど、常にそれを維持することはできない。
基本的にはやさしくすれば他人から見返りがもらえることを知っていて、それを学習したことでやさしく振る舞う方が得だからそうしている。
ほとんどの人はここに位置すると思う。
たまには見返りなしでいいこともするけど、頭の中にはしょっちゅう損得勘定が渦巻いている。
そんな人たち。
で、最後は保身のために「やさしく」見える人たち。
この人たちは本当にやさしいわけではない。
自分が悪く思われるのを避けるために、リスクのある行動をすべて回避しようとして、結果として「無害な人」となっているタイプ。
実際にやさしいことをしているわけではないんだけど、自分にとっては害を与えてこないから結果的に相対的にやさしく見える。
自分に自信がなくて、人付き合いを避ける傾向にある人が多くこれに当てはまる。
相手のことは見えてなくて、自分のことを考えているだけで精一杯。
上の人よりもたちの悪い「やさしい」人たちかもしれない。
逃げ恥でのひらまささんは今までの人生はこの「やさしく見える」人のそれだったと思っている。
なぜなら学生時代の友人の描写がまったくないから。(ドラマの展開上かけてないだけかもしれないけど)
皆さんはやさしく見える人ですか?
それとも本当にやさしい人ですか?