TOEICで目標にするべき点数の目安。何点取ればいいの?
高校生・大学生、就職・転職を考えている人。
はたまた英語力を試すため。
TOEICを受ける動機は様々ですが、どのくらいのスコアを目標にすればいいのか、何点とったらどのくらい評価されるのか?
気になりますよね。
TOEICを受けて、何点あればどう役立つのかという疑問に答えます。
勉強法はこちら↓
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TOEICの満点は990点である
TOEICの満点は990点です。
さて、990点満点で何点取れれば平均レベルなんでしょうか?
答えは580点。
でも、平均点がわかっても、実際どのくらいのスコアだとどのレベルかはわかりません。
TOEIC、何点とったらどのくらいのレベル?
TOEICの満点は990点で、平均点は580点程です。
では、何点取れればどのくらいのレベルになるんでしょうか?
TOEICスコア~400点
TOEICスコア400点は上位85%に位置します。
つまり、100人いたら85位くらいのレベルということです。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:ほぼ聞き取れないししゃべれない。あいさつがギリギリ。英語で書かれたものはほとんど意味が理解できない。
・就職・転職での価値:マイナス評価。履歴書には書かないほうが良い。
英検でいうと3〜4級というところです。
中学生レベルの英語力だと考えるとわかりやすいと思います。
TOEICスコア~500点
TOEICスコア500点は上位80%に位置します。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:相手がゆっくり喋ってくれればところどころ分かる単語がある。短く簡単な文ならしゃべることは可能。
・就職・転職での価値:TOEICを受けようとした意思は伝わる。評価はされない。まだ履歴書には書かないほうがいいレベル
英検3級レベルです。
しばらく英語学習から遠ざかっていた人がTOEICを受けるとこのくらいのスコアになると思います。
TOEIC600点未満は文法を先に勉強したほうが効率がいいです↓
TOEICの文法問題対策のおすすめ参考書!これ一冊で大丈夫 - ししゃもろぐ
TOEICスコア~600点
TOEICスコア600点は上位50%に位置します。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:英語で書かれた標識や時刻表をなんとか理解することができる。簡単な文なら会話も可能。
・就職・転職での価値:プラス評価もマイナス評価もされない。英語学習の最低限のやる気は持っているということは伝わる。
英検準2級レベルです。
このあたりから英語を勉強しようとしているんだな、という評価を受けられるようになります。
TOEICスコア~700点
TOEICスコア700点は上位30%に位置します。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:パーフェクトではないが、会話でもなんとか意思疎通ができるようになってくる。簡単な仕事のやり取りはできるレベル。
・就職・転職での価値:少し英語ができる人かな?という評価。履歴書に書いたら話のネタにはなる可能性がある。 英語をアピールポイントにするのはまだ厳しい。
上位30%となかなかの位置に来ました。
TOEICスコア730点は多くの会社で英語を用いる可能性がある部署への配属基準となります。
英語を使う可能性がある職業につくにはこのくらいはほしいところです。
TOEICスコア~800点
TOEICスコア800点は上位15%に位置します。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:専門知識を必要としない会話は無難にこなせる。英語を使った打ち合わせに参加できるようになってくる。
・就職・転職での価値:英語で食べていくことはできないが、何らかのスキル×英語で就職・転職では有利になり始める。TOEICのスコアだけでもプラス評価。
TOEIC800点となると、英語に力を入れて勉強してきた人が取る点数だなという印象を与えるようになります。
新卒・転職ではほとんどの会社で有利になります。
TOEICスコア~900点
TOEICスコア900点は上位5%に位置します。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:日本語とほぼ同じレベルで会話が可能。会議にも参加でき、発言をできるレベル。英語を使う仕事が自然と回ってくるようになる。
・就職・転職での価値:プラス評価。確実に差別化できる材料である。かなりの武器。
英語業務が普通にこなせるレベルです。
海外駐在も可能なレベルでしょう。
TOEICスコア900~990点
この点数は英語力(地力)がある人がTOEIC対策を相当しないと到達できないです。
レベル感は
・英語でのコミュニケーション:ネイティブレベルのコミュニケーションが可能。
・就職・転職での価値:非常に強い武器となる。英語を使う部署ならば是非欲しいと言われる。
TOEICのプロと言っていいでしょう。
この点数を取れるならばTOEFLなどスピーキングが含まれるもっとレベルの高い試験を受けてもいいと思います。
目標は何点にしたらいい?
TOEICスコアが600点以下の人
TOEICスコアが600点以下の人は、まず600点を目指しましょう!
600点を取ると社会でも一定の評価が得られ、自分が英語を勉強するモチベーションが保ちやすくなります。
英語学習は継続が重要なので、モチベーションを早く見つけられるように600店を目指して勉強を行っていきましょう。
TOEICスコアが600点以上の人
英語を使って仕事がしたいというわけではなく、就活や転職で有利になりたいだけだという人
このタイプの人は730点を目指しましょう。
730点はそこまで必死に努力しなくても取れ、また会社では評価される美味しい得点帯です。
コスパがいいと730点を目指して勉強し、更に勉強がしたくなったらより上を目指すという方針がいいと思います。
英語を使って仕事がしたいという人
このタイプの人は800点オーバー、できれば900点を目指しましょう。
このレベルを目指す人にとっては、スコアは高得点で当たり前、問題は仕事で使えるかどうかという点です。
仕事で使える英語を目指す人は最低限800点は目標として取りたいです。
まとめると
TOEICのスコアによってどのレベルの英語力を持っているか
TOEICで目標とすべきスコアはどの程度か
ということを書きました。
英語学習は続ければ結果が必ず出ます。